避難訓練の難しさ・・・

児童館では、ひと月に一回、火災、地震、地震火災、不審者侵入・・・などを想定して避難訓練を行います。

しかし、それには、とても難しい問題があります。

一つは、児童館に現在いる人数を把握することが難しいこと。放課後児童クラブの児童は出席を取りますので、来館しているか、すでに保護者とともに帰ったか・・・だいたいはわかります。それでもだいたいです。
さらに一般で自由に来館している児童が含まれますが、こちらは、全く人数は把握できません。とにかく、今いる児童を安全に避難させるためには、集合場所以外の場所に、誰もいないことを確かめることしかできないことです。便所の中、倉庫、隙間、物陰、裏手、児童が隠れそうなところに誰もいないことを徹底的に調べること・・・それ以外にありません。その上で、いまいる子を安全に避難させること。これこそが第一の使命ですから・・・

二つ目は、児童が、指導員の言うことをきかないこと、日ごろの信頼関係が築かれていないと、なかなか速やかに行動させることができません。放課後児童クラブの子は、その点、日ごろから、一緒に遊び、学び、一緒に笑ったり泣いたり、叱られたり、喧嘩したり、保護者とも話し合う機会がありますから、その子の性格もおおよそわかりますので対応ができるのですが、一般の子はそうはいきません。安全のためには多少きついことを言わなければいけませんが、本人に意識がないため、こちらの意図が伝わりません。

それでは、安全を保証することが難しくなってしまいます。もちろん一部の児童だけなのですが・・・・公共の場での行動の仕方・・・まぁこれからも、じっくり教えていくということで・・・児童館の、これも使命かな・・・

幼児クラブ

幼児クラブの終了式(修了式)が行われました。

赤ちゃん広場(0歳児)・・・・・・今年度に1歳を迎えた子たち
ひよこクラブ(1歳児)・・・・・・・今年度に2歳になった子たち
ちびっこクラブ(2歳児)・・・・・・今年度に3歳になった子たち
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hiyoko

chibikko1年間って早い・・・と感じる?   それとも遅い・・・と感じる?
赤ちゃん広場では、入会したてのころ、まだ本当に赤ちゃんだった子が、はいはいをするようになり、そして歩くようになっていく。その成長をずーと見ていられる私たちの仕事は、本当にやりがいがあります。
ひよこクラブでは、歩くようになった子が、次第に行動範囲を広げ、おもちゃの取り合いをして、泣いたり笑ったり・・・
ちびっこクラブでは、さらに、走り回ったり、おもちゃをどんどん出して、他の子と一緒に遊べるようになったり・・・そしていよいよ来年度は、幼稚園、保育園に入り、さらに集団生活を経験していく子たち・・・
いつまでもいつまでも見守ってます。またいつでも遊びに来てほしいものです。

「やなわらばー」というデュオが歌った「ぷれぜんと」という曲を思い出します。
その歌詞はまた今度紹介します。

ひなまつり・・・おこしものつくり

3月3日、「ひなまつり」  児童館にとっては欠かせない行事の一つです。hinaningyouhina-2
左の写真は、児童館の「ひな人形」です。7段飾りの立派なものです。寄付していただいたものです。
右の写真は、今年の「ひな人形作り」で手作りした、ひな人形です。土台のひし形、後ろの屏風等すべて牛乳パックです。
そして、「ひなまつり」といえばこの地のお供えもの・・・「おこしものつくり」
地方によっては「おこしもん」とも言われるようですが・・・・
どのあたりの地域で作られているものなのでしょう。一度皆さんにお聞きしたいものです。okosimono

梅花、桜花、お雛様、鯛、俵、扇、宝船、などの形を掘った木枠に、米粉をこねたものに着色したものをまず並べ、その上から全体に押し込んで、型を抜きます。
その後、それを蒸し、甘醤油につけていただきます。
おこしものつくりって・・・はっきり言って・・・・・・・粘土細工??????
楽しく遊びながら、作ることができる・・・・これは食育の大切な指導の一つ。

プロペラ飛行機・・・サイエンス・セミナー

東郷少年少女サイエンスクラブの皆さんの指導による、「サイエンス・セミナーin兵庫児童館」が20日(土)に開催されました。
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内容は「プロペラ飛行機を飛ばそう!」
昔、私(館長)は竹ヒゴを、ロウソクで炙って、曲げ、ニューム管で接続して、紙を貼って作ったものですが・・・・・今は、便利な発泡スチロール、セロハンテープで貼ってしまうのですな・・・

それでも飛ばし方、調節の仕方は変わっておらんのです。

簡単にいえば、ハード面ではより簡単にできるようになっているのだが、ソフト面では、何も変わっていなくて・・・・・ということは、昔とった杵づか・・・というわけで、20世紀少年は、21世紀の少年とも十分に渡り合って勝負をしたと・・・・しかも勝った・・・・

まだまだ、遊び足りんのぉ・・・・・

雪遊び・・・オリンピック

時は「バンクーバーオリンピック」まっさかり!!
児童館では、雪遊びに、高山まで出かけました。

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写真左は、「ボブスレー?」「リュージュ?」いえいえ「チューブすべり?」とにかく、およそ50メートルほどの「ソリコース」をすべる、こどもたちです。

写真右は、15メートルほどの斜面をのぼるこどもたち。

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もちろん、その後は、ごらんの通り・・・ひたすら・・・・すべり下りる・・・・・ころげ下りる・・・ころげおちる?
二段斜面もなんのその・・・・はずんでも・・・おちる・・・・・・そして・・・・・うまる。
そう・・・積雪は1メートル以上。
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写真左は、雪面に残る、動物の足跡、きっとキツネかな?・・・・・何を考えながら歩いたのだろう。餌を探していたのだろうか・・・家へ帰ろうとしていたのだろうか・・・・
写真右は、溶かしたチョコレートが固まるのを、じっと待っているこどもたち・・・・
そう、当日は、バレンタイン・ディーで・・・・雪遊びで元気いっぱい、熱くなった子どもたちを冷やすのに、ちょうどよい、冷たいチョコレートでした。

他にも、雪上つなひきやら、カマクラならぬ・・トンネル掘りやら・・・・いっぱい遊んだ一日でした。
現在写真を展示しています。見に来てください。

末文ながら、会場をお貸しくださった、「宇津江四十八滝」管理センターの皆様
会場準備、および「トン汁」作りにご尽力くださった、ヒーロースイミングスクールのスタッフの皆様に感謝いたします。