マラソン大会出場に向けてやって欲しい事③

練習では坂路も走りましょう

 スタートからゴールまで、コース全てがフラット(平坦)な大会は無いと思って頂いて差し支えありません。 長かれ短かれ、どのレースもアップダウンはあります。

決してラクではありませんが、坂路を走る練習もしておきましょう

「いきなり坂を走るなんて自信がない」 という方は、練習コースにを入れてみては如何でしょう?。 大体の橋は渡る前が上りで、渡り終えたら下りになります。 そして、距離もそう長くありません(橋の大きさにもよりますが…)。 先ずは短いアップダウンで慣らし、徐々に距離を伸ばしていきましょう。

上り坂は視線を上げず、上体を少し前傾させ小さなストライド(歩幅)で走ります。

やってはいけないのが、坂のてっぺんを伺う事です。 顎が上がると呼吸がし辛くなりますし、長い上り坂の場合ですと 「あんな所まで走るの?!」 と気分が萎えてしまいます。 1歩1歩確実に進めば、自然と頂は近付いて来ます。 顎は軽く引き目線は数メートル先に置き、恐れる事なく “山の神” にでもなった気分で力強く駆け上がりましょう。

下り坂は、上体を反らさず小さなストライドと速めのピッチで走り抜きましょう。

兎に角スピードが出る為、恐怖心から大腿四頭筋(太腿の表側)に力を入れブレーキを掛けてしまいがちですが、そうすると大腿四頭筋に疲労が蓄積し坂を下り切って平地に入った途端脚が上がらなくなり失速の原因となります。

下りは “度胸” です。 スピード感を味わうまたとない機会ですので、上り坂同様恐れずアタックしましょう。

少しくらいアップダウンがあった方が走り切った後の達成感が大きいですし、スリルもあって楽しいですよ(笑)。

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(;’∀’) 人生と同じで、マラソンも波瀾万丈があります(笑) (;’∀’)