ご機嫌如何でしょうか?(何それ)。
長くランニング関係のお話をしましたので、ボチボチトレーニングのお話をしていきたいと思います。
今回は、当館トレーニング室でも摂取される方が増えてきましたプロテインのお話でも。私の体験に基づく内容も含まれていますので、あくまで参考程度に…。
それでは、宜しくお願い致します。
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プロテインは、今やスポーツ量販店だけでなくドラッグストアやコンビニエンスストア・インターネットでも簡単に入手出来る様になりました。また、様々なフレーバー(味)も取り揃っており格段に美味しくもなりました。
私が学生の頃、プロテインはまだまだ高価な上あまり美味しいものではありませんでした。高校時代、砲丸投げをやっていた同級生の物を飲ませて貰った事があるのですが、ドロドロで粉っぽく軽く吐き気をもよおしてしまいそうなくらい美味しくなかったのを覚えています(そんな彼は、インターハイだけでなく国体にも出場しました。効果があったのでしょうか?(笑))。
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お客様から「毎日飲んでいますか?」という質問を頻繁に受けます。私の答えはNOです。
私は、食事での蛋白質摂取を最優先しています。実施したトレーニングの強度や溜まった筋疲労等から、プロテインを摂取した方が良いのか食事での蛋白質摂取で十分なのかを自らが判断しています(例えば私の場合ですと、10km程度のランニングや腕立て伏せ100回くらいでは飲んでいません)。
身体を大きくする事に躍起になっていた20代の頃も、トレーニング後に1杯飲む程度。他の時間(就寝前とか)やトレーニングを休んだ日は飲んでいませんでした。
簡単に入手出来る様になったとはいえ、決して安い買い物でもない為大事に飲むに越した事はありません。闇雲に摂取するのではなく、必要に迫られた時に飲む・・・という考え方です(現在も同様です)。
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トレーニング中の給水をプロテインで行っている方を多く見掛けますが、これはあまり宜しくありません。
トレーニングで痛めつけた筋肉に栄養を与えるのが本来の目的なのに、摂取後もトレーニングを継続し痛め続けてしまうとプロテインを用いた筋肉の回復がスムーズにいかなくなる可能性があります。また、プロテインはお腹に溜まり易いので、摂取しながらトレーニングを行うと気分不快に陥ってしまいかねません(パフォーマンス低下にも繋がる)。
プロテインのパッケージに記載されていると思いますが、オールアウト(トレーニング終了)後に摂取するのが一番の基本です。
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飲み過ぎも良くありません。飲み過ぎは、内臓(特に肝臓)を悪くする恐れがあります。飲んでも、2~3杯/日程度にとどめておきましょう。
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以前勤務していた施設で、プロテインを牛乳で割ると美味しかったという類の話をしたら、それを聞いていたボディビルダーのお客様から「牛乳で割るなんてありえない。そんなの、カフェオレにフレッシュ(クリーム)を入れるのと同じだ」と一喝された事がありました。プロテインを牛乳で割り、余計なカロリーを摂取する事へ異を唱えたのです。
仰りたい事は分かるのですが、殆どのプロテインのパッケージには「水または牛乳で」と記載されてありますし、牛乳で割ると口当たりがまろやかになり美味しく飲める物も沢山あります(美味しくないと続きませんよね?)。カルシウムも同時に摂取出来ますし、体重を増やしたい方や就寝前の摂取を実施されている方は水よりも寧ろ牛乳をお勧めしたいです(その人が、状況に応じて割る飲み物を決めれば良い)。
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近年は、ジュニア(子供)向けのプロテインも多く出回る様になりました。蛋白質の含有量が大人用よりも抑えられ、炭水化物やカルシウム等他の栄養素が多めに含まれているのが特徴です(カロリーも少し高め)。
過去に当ブログでもお話ししましたが、ある男性のお客様から「野球をやっている息子(小学生)に飲ませようと思っているのですが…」と相談を受けた事がありました。勿論、摂取して頂く分には何の問題もありません。但し「3食の食事を疎かにしない事」「好き嫌いがあれば無くす事」、以上2点をキチンと指導して下さいとお願いしました。これは、子供に限った話ではありません。プロテインはサプリメント、所謂栄養“補助”食品です。主食を疎かにして補助に頼るのは本末転倒。主食で補い切れないのをカバーするのが、サプリメントの本来の形です。お忘れなき様お願い致します。
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サプリメントは、賢く使うと大きな味方になってくれますよ。