マラソン(ロードレース)シーズンも佳境を迎え、ナゴヤマラソンフェスティバルまでいよいよ1ヶ月を切りました。
という訳で、今回はトレッドミル(ランニングマシン)についてお話ししたいと思います。
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普段屋外でランニングやウォーキングに励んでいらっしゃる方も、悪天候時は腰が重くなったりしますよね。そんな時の強い味方がジム(トレーニング施設)にあるトレッドミル。
当館トレーニング室に於いても圧倒的な人気を誇るトレッドミルですが、メリット・デメリットを挙げてみましょう。
【メリット】
①天候・時間に左右されない
②一定のペースを保つ事が可能
③傾斜をつける事が出来、坂路を探す手間が省ける
①については、説明不要ですよね。
②は、屋外の場合時計で時間を計り自らがペースをコントロールしなければいけません。慣れている方にとっては何でもない作業ですが、普通の方はこれが意外と面倒臭いもの。トレッドミルは、一度速度設定すると延々同じペースで練習する事が可能です。
③ですが、より身体に負荷を掛けるべく敢えて坂路を走ったり歩いたりされる方がいらっしゃいます(私もその“クチ”です)。ただ、屋外である程度の距離・斜度の坂路を探すのはなかなか至難の業。トレッドミルは、そんなお悩みも容易に解決してくれます。
【デメリット】
①脚筋力強化には不向き
②使用時間制限を設けている施設が多い
③景色が変わらない
先ず①についてですが、トレッドミルは接地面そのものに衝撃吸収機能が施されており、着地時に地面から受ける反発が軽減されます。自らの脚力で蹴る動作や着地衝撃を反発させる事が不要な為、脚筋力強化はあまり期待出来ません(筋肉や関節に掛かる負荷が低い為、怪我が心配な方やリハビリ中の方には有効です)。
②は、大部分のトレーニング施設で実施していると思います(当館も同様)。人気がある一方で設置台数に限りがある為、少しでも沢山の方に使って頂く事を考えるとやむを得ません。
実は私、トレッドミルが大の苦手。①も理由の1つですが、最大の理由は③。当館トレーニング室の様にTVを設置している施設も増えましたが、画面が自分の目線より高い位置にあると自然と顎が上がりフォームが崩れてしまう可能性も。景色が変わる事により「進んでいるな」という優越感・達成感を得たい方には、ちょっと厳しいかも知れません。
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ご自分の目的に応じて、上手に使い分けてみて下さい。