鏡開きとは、お正月に年神様(としがみさま)が
滞在していた『依り代(よりしろ=居場所)』で
あるお餅を食べることで、力を分けてもらい
1年の良運を願う行事です。
年神様は穀物の神様です。
毎年お正月にやってきて、人々に新年の良運と、
1歳分の年齢を与えると考えられてきました。
門松や鏡餅は、神様をお迎えするためのものです。
年神様が家々に滞在する期間が「松の内」。
松の内が過ぎて年神様を見送りしたら、鏡餅を食べ、
そのお力をわけていただいて、1年の無病息災を願うのです。
体育館の大きな鏡餅も明日は鏡開きです。
1年お客様がケガなく体育館を使って頂けるよう願いながら、
鏡開きをしたいと思います。